眞子さま、小室さんと「事実婚」で決着か? 桂宮さまの例に倣う


文/宮本タケロウ

眞子さま・小室さん問題の解決策

先月の結婚に向けた眞子さま「お気持ち公表」から、今月の小室佳代さん元婚約者の「返金不要宣言」まで、話題に事欠かない眞子さま・小室さん結婚問題です。

小室さんによるお金の全額完済や皇籍離脱後の結婚など、様々な解決策が取りざたされている状況ですが、ここである選択肢を仮定してみたいと思います。

それは強硬結婚でも、眞子さまの皇籍離脱でもない第三の選択肢、「事実婚」の選択肢です。

お妾さんがたくさんいた明治時代ならまだしも、このご時世に、皇族が事実婚なんかできるのか?

という疑問も生まれるかもしれませんが、しかし、つい最近まで「事実婚」同然の相手がいた皇族がいらしたことはあまり知られていないかもしれません。

「事実婚」のお相手がいらっしゃったのは三笠宮さまの次男で2014年にお隠れになった桂宮宜仁親王です。

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桂宮さまの「事実婚」

生涯独身を通され、1988年には急性硬膜下血腫で倒れ、車椅子での生活が続いた桂宮さまですが、「自分が公務をすることで、全国の障害者の自立につながれば」という尊い思いから病気と闘いながら車椅子での公務を精力的に、献身的に続けられたことで知られています。

(巨人、原監督と和やかに談笑する桂宮さま)

「車椅子の宮様」の生活を公私にわたって、誠心誠意をもって支えたのは桂宮さまより3歳年上の宮家職員Aさんでした。

2014年6月19日の週刊新潮にはこう書かれます。

逝去の)翌日に行われた御舟入(入棺式)は赤坂東邸で行われたが、天皇皇后両陛下と喪主の三笠宮さま、それに皇太子さまや秋篠宮ご夫妻ら皇族、また、元皇族や親戚が訪れ、殿下とのお別れを惜しんでいた。

そんな“身内”場に、1人招き入れられた女性職員がいた。桂宮家の世話係であるAさんである。この26年間、ずっと身の回りのお世話をしてきたAさんが御舟入の場にいたのは彼女が特別な存在だったからだ。

『週刊新潮』2014年6月19日

同記事は御舟入に参列した宮内庁関係者の談として「Aさんというかけがえのない存在と絆があったからこそ、殿下はここまで頑張ってこられた」という言葉を紹介しています。

Aさんと桂宮さまが出会ったのは、桂宮さまが1980年代に桂宮さまが嘱託として務めていたNHKとスケート連盟の共催でフィギュアスケートのNHK杯がそのきっかけと言います。

実はAさんは元フィギュアスケート選手(アマチュア)。Aさんが北海道でスケート関係の仕事をしていた時に、NHK杯が北海道で開催され、桂宮さまが北海道を訪れた際に知り合いとなりフィギュアスケートを通じて親交を深められたとのこと。

気さくで朗らかなAさんと格好良くてざっくばらんな桂宮さまは出逢ってすぐに意気投合したお二人でしたが、深い関係にはいたりませんでした。というのもAさんはすでに結婚しており、一児の母でもあったからでした。

二人を近づけた運命の「絆」

しかし、それから数年後、1988年に桂宮さまを襲った病魔が二人をまた結びつけることになりました。急性硬膜下血腫で倒れた桂宮さまが、病床から連絡をとってほしいと頼んだ人がAさんだったのです。

(桂宮さま、高松宮妃殿下のご葬儀にて)

当時すでに離婚していたAさんは、三笠宮家から連絡を受けた直後、北海道から上京し、男性単身の宮家として女官のいない桂宮家の「私的使用人」として働き始めます。時に桂宮さま40歳、Aさんは43歳の頃でした。

桂宮さまの生活の面倒は、すべてAさんが見ていたらしく、週刊新潮はこう伝えます。

桂宮さまの旧友が言う。「殿下は倒れてから右半身が麻痺しており、コップなどを持っても、すぐにこぼしそうになってしまうのです。そんな時、彼女(Aさん)は殿下の右側にさっと手を支える。まるで、殿下の動きが前もってわかるかのようでした。(中略)

周りがAさんを実質的な奥様と見るようになったのも、ごく自然なことでした。彼女もそうみられるのを喜んでいたと思います。ある時は殿下からプレゼントされたネックレスを知人に見せて、本当に嬉しそうにしていましたよ。

26年間も一緒にいれば、そんな気持ちになるのも無理はありません」

同上

このようにもはや「事実上の『事実婚』」の関係で心が通じ合っていたお二人。普通であれば、「Aさんと正式にご結婚されては?」というおめでたい流れとなりますが、しかし、なんといってもAさんはバツイチ子持ち。公的にはあくまで「私的使用人」の扱いであり、Aさんは「お妃」となることはありませんでした。

これには、Aさんに皇族(妃殿下)として重責を担わせるのは忍びないという桂宮さまの優しい思いが強かったとも言われています。

それから時が流れ、26年が経ち、2014年に桂宮さまは逝去され桂宮家は廃絶。「事実婚」の関係にあったAさんは桂宮さまの遺産相続や皇室の葬儀儀礼には公式には触れない形でひっそりと桂宮家を去ったのでした。

もっとも、聞くところによると、桂宮さまの遺品や遺産(自宅療養生活を長年続けたため皇族費のほとんどが貯金に回ったとされる)は法定相続人となった父親・三笠宮さまや三笠宮家から、感謝の意味をお目て内々にAさんにその一部が贈与されたとの情報もありますので、Aさんの20年以上の桂宮さまへの慈愛と献身は、しっかりと形を伴って報われたということも言えるかもしれません。

眞子さまと小室さんが「事実婚」すると…?

さて、長くなりましたが、この桂宮さまとAさんの「事実婚」のケースを眞子さまと小室さんの関係に援用して考えてみましょう。

「眞子さまは独身を貫きつつ、小室さんが眞子さまから私的に雇用される関係となる」

この形になりますが、これを目指すには、まず眞子さまがなんらかの形で秋篠宮邸を出てどこかで一人暮らしを始める必要が出てきます。

マンションや一軒家を買うなりしても良いかもしれませんが、眞子さまの皇族費(年額915万円)で宮内庁が許すような住みやすい高級物件を買うことは少し難しいでしょう。

よって、上皇陛下が引っ越しを終えた後の高輪仙洞御所が良いかもしれませんが、さすがに公式には眞子さまお一人で住むことになるので、間取りが広大です。よって、それこそ、桂宮さまの仮邸として使われた千代田区の宮内庁分室でも良いかもしれません。

そして、小室さんを「私的使用人」として雇うことになりますが、独立の生計を営まない内親王である眞子さまの皇族費は年額915万円。

だいたい年収400万円で小室さんを雇って、自分の取り分は515万円で生活するのがベストかと思いますが、世帯年収が900万円であれば、アラサーの夫婦としては平均より上の方ですので、まあまあ上等な生活ができるでしょう。

(めでたい婚約内定会見での眞子さまと小室圭さん。日本中が二人を見守っている)

さて、「小室さんを何の名目で私的に雇用するか」も問題になります。眞子さまは桂宮さまとは異なって健康ですので介護職としては無理ですし、勇敢なボディガードにしようにも小室さんでは逆に目立ち過ぎます。

となると、純粋に家事や庶務をする職員となるのが一番良いかもしれません。

皇族が「事実婚」で子供ができたら?

一番の問題は「子供ができたらどうするか」でしょうか。

現在の皇室典範では女性皇族が私生児を儲けることを想定していませんので、法的にどのような事態になるのか、想像が簡単にはいきません。

一番問題になるのは万が一、小室さんが認知しなかった場合です。

民間の事実婚カップルでは、男性が認知しなくても、女性が子供の出生届を出せば、生まれた子供が女性の戸籍に「子」として記載されますが、子の「父」の欄は空欄になります。母親が出生届を出しても、父親が認知しなければ、父親との間に法律上の親子関係が生じることはないからです。

ご存知の通り、皇族には戸籍がなく、その代わりに「皇統譜」があります。民間のケースを援用すれば、皇統譜の眞子さまの欄に「子」として私生児が記載されるのでしょうが、皇統に属さない=男系でない子が皇統譜に記載されることが果たしてあり得るのでしょうか。

おそらく憲政史上、宮内庁や官邸がこれほど頭を悩ます前代未聞の事態はなかったのではないかと推察されます。

民間では「事実婚カップル」や「婚外子」への差別を無くす方向に社会全体が進んでいます。これはとても良いことだと思いますが、皇室ではやはり、しっかりと幸せな結婚でゴールインするのが望ましいですね。

「小室圭さんに説明責任」宮内庁長官の苦言を受け「文書」を近日発表へ 「結婚します!」と再度宣言か


8 件のコメント

  • タケロウさんの記事は正直いつも読んでおりませんでしたが(無駄に長いのと無駄に一宮家だけ擁護がうざい)、これは読むに値する記事でした。

    桂の宮様の話は存じ上げております。その女性は身分の差があるのでご辞退をしたが、三笠宮家は丁重に扱ったという美談と理解しています。その当時は皇室と庶民の間の話であるので当然と思われましたが、昨今の醜聞を考えると美談以上ですね。

    眞子ちゃんとKKの事実婚。。。

    考えるだけでもおぞましい。

    仙洞御所は元々あの二人ウイズKKおかんの為に出来たという話も。M御前ご満足じゃないですか。皇室メンバーが激減したら、MKガキンコもショウライテンノーでしょうか。その頃はあの世に逝っていたい。

    あの世でM御前に合ったら飛び膝蹴りのひとつでもしたいですね。

    お下品でしたね、お許しあそばせ。おほほ。

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  • 興味深いですが、かなり無理がある案ではありますね。近代の各国の王室でも聞いたことがない。ましてや子供を作るなど。子供さんも日陰の子という感じで不憫です。

    やはり破談か、さもなくば民間でいう駆け落ち婚しか無理ではないでしょうか。これもまた前代未聞ですが。

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  • カーテン様ではコムロ君のATM生活の原点、音大附属小時代、周囲からは「特別な存在」として認識されていたこと、父亡き後コムロ君のために奨学金の話が持ち上がり佳代さんが「返済不用」と語っていたこと(奨学金の話は結局なくなったとのことですが)など記事にしてくださっていました。
    眞子さまには貢ぎ癖がありコムロ君は「眞子は優秀なATM」とも表しているとのことですが、その原資が国民の税金であることを考えるとお二人のご結婚にはどのような形になるにしても疑問ばかりが膨らみます。

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  • 小内様、皆様、こんにちは

    桂宮殿下とその御方は双方の御立場を尊重されていたようですし、何よりこの記事を拝読すると桂宮殿下の御実家である三笠宮家御公認の間柄の様です。

    それを知ってか知らずか長く世間を騒がせている秋篠宮家の内親王殿下のご結婚と桂宮の件を御一緒にすること自体、大変申し訳ございませんがこの記事につきまして、個人的に桂宮殿下および三笠宮家に対する不敬な記事に感じてなりませんでした。

    天照大神の御導きで正統な皇室が繁栄しますように。

    令和二年十二月十日

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  • このコメントも削除されるかもしれませんが・・・
    宮内庁長官は、「説明を求める」とおっしゃっていますが、
    いいかげんな説明で、この結婚を許してしまえば、
    次の犠牲者はマコさまということも・・・
    よーくお考え下さい。

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  • タケロウさんの記事にはいつも多くの????を感じることもありますが、それはさておき、仮に眞子さまが小室氏と事実婚をしたとしても桂宮様のケースとは間違いなく違うということは言えると思います。
    桂宮様の亡き後、相続やもろもろから身を引かれたというAさんなる方は分を弁えた方でいらしたし、桂宮さま含めた三笠宮家の方も皇族としてのお立場を守られながら、お相手の方と信頼関係を築いてたからこその問題なきよいかたちでいられたのでは。
    皇室特権を早くから利用し、皇族の関係者であると自ら主張するような方、
    そして、国民感情や国民の生活なんかどこ吹く風、お誕生日記者会見で触れもせず、両陛下への敬意も表しないようなご家族なのだから、事実婚だだとしても皇室利用したり、何らかの形でトラブルの種になることは目に見えています。

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