眞子さま「皇室から追放」の後に結婚か 皇室典範の“立法者意思”を紐解く


文/小内誠一

眞子さま結婚はどうなるのか

皇室にとって激動の1年となったが2020年もあと少しだ。11月に大きく動いた眞子さまの結婚問題は、依然として解決の途上にある。11月13日に眞子さまは「結婚は生きていくうえで必要な選択」と思を語られ、破談になれば自裁も辞さないという姿勢を明確にした。この一文は「小室圭さんが眞子さまを教唆して書かせたもの」(皇嗣職)であるという。眞子さまを小室圭さんの結婚を応援する、ジャーナリストの元木昌彦さんも、今回の“お気持ち”は「この文書はニューヨークにいる小室圭さんとの合作である」(PRESIDENT Online 2020年11月17日)とお墨付きを与えている。

眞子さまの“粘り”に、秋篠宮ご夫妻も折れたようだ。紀子さまは9月11日の誕生日文書において、秋篠宮殿下は11月30日に公表された誕生日会見において、それぞれ結婚を容認された。また、秋篠宮殿下が「それ相応の対応」を求めた、小室圭さんの母・佳代さんの金銭トラブルは、係争先の元婚約者が「もう返金は求めない」と『週刊現代』2020年12月5日号に公表した。これによって結婚へのハードルは一気に下がった——と思いきや現場はそのようには判断していないようだ。

「週刊誌などを読めば、国民がこの結婚を祝っていないことは明白です。殿下ご自身が誕生日会見で『決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではないというふうに思っています。で、そのことは娘も恐らく同じ気持ちを持っている』と述べられた通り。憲法を建前に結婚は認めていますが、婚約にあたる“納采の儀”は認めない方針です。皇室においてこれは『破談宣言』にも等しいものです」(皇嗣職)

駆け落ち婚よりも「追放」が濃厚

週刊誌(週刊新潮2020年12月10日号)などでは、眞子さまが“納采の儀”をすっ飛ばして、半ば強引に婚姻届け提出するという「駆け落ち婚」の可能性が囁かれている。だがそんなことをしては、秋篠宮殿下の権威は地に落ちるだろう。先の現役皇嗣職も「秋篠宮殿下も紀子さまも、眞子さまに皇族としての品位を守って欲しいと願っています。眞子さまが結婚を強行することなど決して許しはしないでしょう」と語る。

家名を守り、悠仁さまを立派な天皇にするためならば、眞子さま個人の幸せは二の次——それが秋篠宮の方針のようだ。名古屋大学准教授の河西秀哉さん(近現代史)は「ただ、一連の結婚問題はひとえに秋篠宮家の自主性を重んじる教育の帰結」(週刊新潮2020年11月26日号)と今回の騒動を総括していたが、ようやく秋篠宮ご夫妻は目が覚めたのだろうか?

だが、眞子さまが歩む道はさらに厳しいと指摘する。皇室ジャーナリストの宮本タケロウさんは、なんと「眞子さまの皇室追放」の可能性を指摘する。

「小室佳代さんは反社とのお付き合いも指摘されていて、これが本当だとすれば、眞子さまと結婚することは皇室の尊厳を汚すのみならず、公共の福祉にも反します。さすがに結婚はムリでしょう。それでも眞子さまが結婚したいと希望されるなら、自発的な“皇籍離脱”ではなく、一歩進んで勅旨による離脱、つまり“皇籍追放”となる可能性もあります。

宇佐美毅宮内庁長官は昭52年3月22日の衆院で、皇族が皇籍を離れる“やむを得たな理由”(皇室典範第2章11条2項)のなかに『皇室としての品位を非常に傷つける』が含まれると述べています。さらに、皇室典範の立法者意思としても、『認められぬ結婚をどうしてもしたいなら、自主的に、あるいは強制的に皇籍を離脱してからなる』としています(宮本タケロウさん)

眞子さまの愛の深さは、駆け落ち婚も辞さない——と言われる。その美しい微笑みがいつまでも続くこと祈りたい。

立法者意思は明確だった「眞子さま皇室追放へ」

秋篠宮殿下が「納采の儀はできない」と断言された以上、憲法の建前は別にして、皇室としては「婚姻はどうしても認められない」と言っているのと同義だ。このような場合、どう対応すべきなのか? 宮本タケロウさんが見せてくれたのは、皇室典範を制定する際に残された議事録だ。連合国側のサイラス・ピーク(Cyrus H. Peake)が、新皇室典範の骨子について内閣法制局の井手成三(第一部長)に次のように質問している。

Doctor Cyrus H. Peake 結婚は許可を要するか。

井手成三第一部長 多分然り、皇室の尊敬維持の見地から。

Doctor Cyrus H. Peake 一般国民と区別するのは稍(やや)行過ぎではないか。

井手成三第一部長 どうしても結婚を認めねばならぬやうなら離脱して一般国民となられることも考えられる。

Doctor Cyrus H. Peake 離脱は本人の自発的場合のみか。

井手成三第一部長 本人の意思に基づく場合、勅旨の場合両方あり。

皇室関連法案について(昭和21年8月30日)『日本立法資料全集1』資料40

皇族の結婚には皇室の尊敬維持の見地から、許可を必要とし「認められない結婚」もある。だが憲法にある「婚姻は、両性の合意のみに基づく」とある。「認められない結婚」をどうしてもしたいなら、皇籍離脱して一般国民になってからすればよい。皇籍離脱する場合には本人の意思と、勅旨(皇籍追放)の二つがある——これが立法者意思なのだ。

やはり眞子さまの結婚は、そのままの姿では認めることは難しい。いまや女性皇族は皇統問題の中心であり、女性天皇や女性宮家が認められる可能性は高いため、結婚にも品位が求められるのは当然のことだ。眞子さまには立派な道を歩んでほしい——それが皇室を愛する国民の総意なのだ。


4 件のコメント

  • 宮本タケロウさんは、こんな事実を掴んだのですね。Good jobです。
    皇室の権威に関しては、相応の期待を持っておられるのですね。旧皇族家の竹田さんみたいなスタンスですかね。

    やはり皇籍離脱の上か、勅旨による追放かとなり、どちらにしても秋篠宮家は皇室の面汚しになってしまいます。破談しかないのではないですか。

    弁護士の資格さえ取れたら、小室圭さんは結婚辞退されるかもしれませんね。皇族で家事をしたこともないだろう眞子様を養うのは大変ですから。

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    • 有名な、【紅生姜一色弁当】の
      皿婆以来の【伝統】です。

      コーヒーさえ淹れた事の無い
      二代目。

      幼き頃より、傲慢をとおし、盛
      が付いて以来、男漁りの明け暮
      れの三代目豚姫・・・。

      女性の嗜みとは端から無縁。
      家事をこなす資質も無ければ、
      意思も無い。

      というよりは、煩わしい家事を
      逃れるためのロイヤル狙いだっ
      たのでしょう。

      運命のイタズラで、生まれなが
      らロイヤルの豚姫は、トイレマ
      ナーさえ欠落していると聞き及
      んで居ります。(呆然!)

      11
      1276
      • 森が、組織委員会・会長辞任(解任で無いのが何とも・・)
        を、表明したそうな。

        そもそも、国会議員ですら無く成った者が、厚かましく
        も名乗り出て得たポスト。

        【サメの脳味噌】に、何時までも大きい顔されては堪ら
        ん・・が。漸く形に成り始めたという処でしょうか。^_^

        日本の”歪みの象徴”が、ひとつづつ駆逐され始めたと想
        いたい。m(_ _)m

        蛇足として、森の右手首のサポータが気に成っておりま
        す。

        余りの無能・無軌道に怒った人に斬りつけられ、其の古
        傷を、隠蔽でもしているので在ろうかと・・。^_^

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        • ホットな話題 火傷しそうです
          今や小学校の教科書(5年国語)にさえ、男性優位社会の歪みが書かれています(遠藤周作氏の短い随筆)。
          森氏は「私は女性を尊重しております云々」 森氏のいう女性は、鬼乞のような利権特権を得たいが為にすり寄ってくる女狐のことでしょう。なよっと媚びて甘えた声で接待する女が、森氏が尊重する女性。
          80半ばでありながら あらゆる権利を得た森氏はの黒歴史、、女帝,二代目,三代目の黒歴史はそんな男に媚びて築いたもの。
          私は差別などしたことがない❗️ 差別が当たり前の社会にふんぞり返り、自分の女性蔑視に気付くこともない森善郎(しん きろう)
          雲の上の殿上人の世界ですが、国民の税金の上にそびえています。

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