「女性天皇を認めるべき」ケント・ギルバード氏が“断言” 皇位継承問題に重要な提言


文/佐藤公子

右往左往する保守

皇統の行く末は日本を左右する。男性皇族が極端に減った中、皇統は存続の危機に瀕している。

さらに、もし悠仁さまが結婚できなかったり、できても男子のお子さまに恵まれなければ、その時点で皇統断絶が確定する。それが白黒決着つくのは20年後であり、その頃には悠仁さましか皇族がいなくなる恐れもある。

現皇室の国民からの支持は高く、皇統を絶やすことなく何とか存続させたいというのは国民の総意に叶うだろう。だが、どのような対策をとるのかについては未だ国民のコンセンサスは取れていないようだ。



女性宮家・女性天皇・女系天皇・旧宮家復帰

皇統を維持していくうえで最も容易な解決方法は、いまの女性皇族方に活躍してもらうことだ。現行の皇室典範に従えば、未婚の女性皇族は結婚すれば皇籍を離れ一般国民に降嫁することになっている。

降嫁されれば一般国民と同じなのだから、公務などにつくことはできない(準公務的性格の役職に就くことはままみられる)。報道でも「さま」付けから「さん」付けにかわる。

よって結婚後も皇室に残っていただくために、愛子さまや佳子さまが当主になる「女性宮家」を創設し、来るべき時に備えるのが最も穏当な解決方法の一つだ。もちろんこれだけでは皇統の安定的持続を達成することは困難であり、女性天皇・女系天皇・旧宮家復帰のいずれかの解決策を採用しなければならないだろう。

安倍政権の本命案は?

皇統維持のための「女性宮家」「女性天皇」「女系天皇」「旧宮家復帰」いずれの案も決定打を欠く状況にある。小室圭さんの登場と共に「女性宮家」の創設は困難となった。というのも、眞子さまと結婚された小室圭さんまで皇族になってしまうからだ。これに納得できる国民は少ないだろう。

国民の八割は「女性天皇」(端的に言えば愛子天皇)の誕生に好意的であるのだが、保守勢力は「女性天皇を認めることは女系天皇に繋がる」として猛反発している。奇しくも安倍政権は保守的な立場であるため、国民の八割から支持を受ける女性天皇が法的に容認される可能性は低い。

女性皇族の活躍に警戒をあらわす保守は「旧宮家の皇籍復帰」を推す。だがこれもまた具体性に乏しく実行できる可能性は低い。なにしろどの皇族に復帰してもらうのかすら議論が進んでいない。また国民の多くは、現皇室の「血筋」を尊崇しているのではなく、その「人となり」を尊崇している人がほとんどだ、ゆえに見たことも聞いたこともない旧皇族が復帰することには強い抵抗感があり、大手メディアのアンケートでも支持率が過半数を超えることは稀である。

それでは安倍政権の本命案は何なのか? 官邸消息筋は次のように現状を語る。

「実は安倍首相は保守派から支持を得ている以上、女性天皇・女系天皇を推すことはないでしょう。また、講演会などでは旧宮家復帰を主張することもあるようですが、これはリップサービスに過ぎず、実行する気はありません。そのことは保守派の方々もよく承知です。波風を立てたくない安倍首相としては、小室圭さんと眞子さまの結婚問題が片付いてから『女性宮家』を創設して問題を先送りするつもりでしょう」(官邸消息筋)



保守界隈から女性天皇容認論も

男女平等の観点からすれば皇位に性差を設けるに国民の反発心は強い。ここのところは自民党の政治家までもが女性天皇・女系天皇を容認することがある。保守派はこのような動きに猛反発しているが、必ずしもその足並みはそろっていないようだ。

保守系の論客として名高いケント・ギルバード氏は、『WiLL』2020年2月号のなかで、小林よしのり氏と対談し、次ように述べている。

ケント 歴史上、女性天皇は八人十代いました。女系ではなく女性天皇なら認めてもいいと思います。

ケント氏は皇室関連の著作も多く、保守界隈での影響力は大きい、これまで保守派、女性天皇の容認は女系天皇への布石となるため、頑なに女性天皇を否定しようとしてきた。だがその足並みはそろっておらず、一歩妥協したと言える。

冷静に考えれば、歴史を振り返れば、たしかに女性天皇は例外的存在であったが、禁じられているわけではなかった。これが禁じられている現在の皇室典範は、古代・中世以上に男女差別を容認していると言えるだろう。


11件のコメント

日本文化にとても詳しい
有名な長く日本にいらした白人さんにもこう言われています!

まあ、そう思いますよね。
まずは、敬宮愛子様の立太子を!次代の天皇陛下は敬宮様が民意だ!

陛下に不敬な、民に多大な不快感しか与えない偽コーシ一家を廃せよ!
コロナ渦まっただ中、再延期も全く申し出なかった空き氏飲み屋!

令和2年11月ドサクサ急いだ立皇嗣の礼は後世には認められない。
令和2年11月の立皇嗣の礼に海外ロイヤル来賓は0。なぜか祝電も0!

「0は、なぜなのか?」考えろ!!祝電祝意が来ていたなら
公表したはず。公開できたはずだ!全然まったく、なかったぞ!

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秋の立皇嗣の礼は車で洋服から儀式服、和服に着替え馬車乗り往復でのお手振り、
ママ仕込みのコスプレにしか見えず。スタジオアリスかマリオ写真館でやれば良い。
洋服でギラギラ首ダイヤ宝石を付けたニコニコ奥さんも何度も何着も無駄に着替え。

コロナ渦まっただ中の令和2年11月8日。関西の兵庫県でも関東の千葉県でも
過去最高値のコロナ人数を記録し、元々健康だった40代の中年が死に始めてた。

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それぞれの長子が家を継ぐ。

天皇家は敬宮愛子様が愛子天皇に。
三笠宮家は彬子様が。
高円宮家は承子様が。

皆様、それぞれ結婚されて結構。それぞれの長子がまたそれぞれの宮家を継ぐ。

秋篠宮家だけは例外的に今回に限り、無理に作った男児が継げばよろしい。

以降は男児であっても長子でなければ、結婚したら外へ出る。もしくは自分で出たいと思えば18歳成人で外部に出て好きな道を選ぶことは可能。医者でも弁護士でも会社員でも実業家でも文筆業でも俳優でも、何でも好きな仕事をすればよい。

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男系男子派の言うことは、小室家のことにしか言及していなく、男系男子派に不利だと思われることには触れない。情報に偏りがあり、違和感を感じる。
男系男子派に救われているのは、狐子、馬子含むA宮家に思えて仕方がない。男系男子派が狐子、A宮家、それに群がる輩を大きくしたのでは?
男系男子派が言われてることは、一つの論理ではあるけど、正解ではないと認識された方がよかろう。
ディベートの一方の論理だけでなく、女性天皇、女系天皇の論理を知り、全体像を把握された方がよいのではと。

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全くの同感です。

例えばYouTubeの【篠原常一郎動画】,盛んにコムロシ母子,特に母の反社とのお付き合い,遺族年金について,脚と金銭をつかって裏を取って下さった事は感謝致しますが,コムロシ母=反社とのお付き合いは随分前に様々なブログで言われていた事。
私も皆様も,e-govに【反社】と何回書き込んで送信したことか。

当然篠原氏も,『伝統を重んじる』と公言して男系男子派の理屈の中で動いているが,マコムロシ結婚問題の始まりは秋篠家が高輪主導で『女性宮家』創設に動いた事から始まっている。
つまり【コムロシはパシリ】
【コムロシはパシリ】
【コムロシはパシリ】

トカゲの尻尾切りしても国民には何もならない❗️

現在宮内庁がコムロシ身体検査を形だけで行っているが,前から宮内庁は知っていた事を今更するのには理由がある。
婚約会見前に宮内庁が警察や公安からの情報を掴んで秋篠に身体検査を勧めたが、その時秋篠家が断った事の帳消しである。
破談か,勘当か,はたまた皇族としての結婚を強行させるか?
ここまで来たら【皇族としての結婚】は無いと思うが,破談,勘当としても裏から援助を与えるのは目に見えている。
ここまで国民を舐めて税金を無駄に使うなど許される事ではない。
所詮は秋篠家を守るための結論しか出さないだろうが,一つ条件をつけるとしたら
★宮家に会計監査を入れて開示すること

結局コムロシはこれが為されれば、眞子と結婚などしないだろうし,眞子も我が身が可愛ければ,破談が無難なところだろう。
ともかく,これで【秋篠家が責任を取った】形にされるのはおかしい。
秋篠家,宮内庁には今までコムロシに流れた金銭について説明する義務がある事を,それを許した官邸の責任を追求するのが,真の愛国ではないですか,篠原さん‼️

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「眞子様を勘当」として幕引きしたくても、国民は当然納得などできないので、A家不要論は引き続き巻き起こると思う。

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そもそもケントギルバート氏はアメリカ人なのに、日本の保守派論客?なのでしょうか。いつも疑問です。

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【安倍内閣】という言葉を使っている以上,過去の時間軸の記事。
ケントギルバートは右寄りの【虎ノ門ニュース】にもコメンテーターとして出演しているので,このような意見を持っている事は理解出来るとしても,彼が言っても影響力は無い事は分かっているし,だから無難なのです。

自民党重鎮にも,女系はともかく,男系女子である敬宮様の即位を認める方がいらっしゃる事は事実です。
秋篠家の責任を追求出来れば敬宮様の継承にも近づくでしょうが,近い内にあると言うマコムロシ結婚についての会見では,秋篠を守るための方策を取ると思われるので,やはり国民が秋篠家の責任を政府と宮内庁に問うていくしかないと思われます。

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結婚はどうも規定路線のようで頭痛のタネですが、秋篠宮家の責任追及は続けなければいけないですね。
皇統を移さないようにしないと本当に皇室は終わります。

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ケントギルバート氏と、
在日本の米国大使、ひいては
米国政府も、同じ考えではないかと思う。

日本国の皇室と諸外国が繋がっている、
もしくは諸外国の傀儡では、
日本国は諸外国に乗っ取られてしまう恐れがありますから…

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佐藤公子
皇室ジャーナリスト。東京都生まれ。読売新聞社会部記者を退職の後、出版社で皇室本の編集業をしていました。