皇室では「ブライダルチェック」を本当にやっているのか? 雅子さまの秘密


文/宮本タケロウ

KK問題、越年へ

今年もいよいよ残り僅か。眞子さま・小室さんの結婚問題を来年に繰り越したまま令和2年が終わろうとしています。

2017年の婚約内定発表から、3年も慶事が流れている事態ーーー思えば昨年の冬も、おそらく「来年こそは眞子さま・小室さん結婚問題が清々と解決して、国民みんなが祝福していることだろう」という期待と希望を胸に年を越した人も多かったと思います。

それから1年が過ぎましたが、「結婚は必要な選択です」(眞子さま)、「結婚と婚約は違います」(秋篠宮さま)、「説明責任のある人が説明をしていただきたい」(宮内庁長官)と、11月からは五月雨式に小室さんにボールが投げられましたので、きっと、今度こそ、来年こそは必ず、何らかの嬉しい解決が見えてくることでしょう。

(眞子さまにお幸せになっていただきたい!が国民の願いである)

「そもそもこうなったのも宮内庁がブライダルチェック(結婚相手の身元調査)をしなかったからである!」

という意見をよく耳にします。

確かに、今回、小室家については宮内庁からしっかしとしたブライダルチェックがなされなかったのかもしれません。しかしながら、小室家の元婚約者に対する400万円の問題に関していえば、これは借用書もない口約束の借金/贈与ですので、実際にブライダルチェックがしっかりなされたとて、きっと見逃されていた事案ではあった可能性も高くあると言えるでしょう。



ブライダルチェックは是か非か

このように、はからずも「ブライダルチェック」の重要性を認識させた眞子さま・小室さん結婚問題ですが、この「ブライダルチェック/身元調査」の是非が国会で議論されたことが一度ありました。

それは、天皇陛下と雅子さまのご婚約の時。時は平成5年(1993年)にさかのぼります。

衆議院の大蔵委員会(4月21日)での一コマ。

部落解放同盟委員長を務めた日本共産党の上田卓三衆院議員が「皇太子ご成婚」に関する質疑として、「皇太子の結婚にかかわって身元調査のことが新聞などで今までにいろいろ報道されておるわけです」と、宮内庁の古居儔治・長官官房審議官にこう質問しました。

上田卓三 委員 :結婚や就職の際の身元調査や家系調査は差別につながるということで、我々は法務省や労働省あるいは地方自治体、民間企業、宗教界の皆さんとともに身元調査お断り運動というのですか、全国的に展開しておるわけでありまして、大阪などでは部落差別を目的とした興信所や探偵社による身元調査を規制する条例もできておるわけであります。
 ところが、(中略)一月六日の皇太子妃内定以来、新聞、雑誌、テレビなどでは江戸時代にまでさかのぼる小和田家の家系図を掲載して、家柄や家族などについて過剰な報道をしておるわけでありまして、皇太子妃を選ぶに当たっては皇室専門の興信所員が四代前まで徹底調査、こういうような報道もあるわけでございまして、宮内庁みずからがそういう民間調査機関に指示して調査しでおったのかどうか、その点についてお聞かせをいただきたい、このように思うわけであります。

議事録(第126回国会 衆議院 大蔵委員会 第10号 平成5年4月21日)

上田議員は、「身元調査は差別につながるとして行わないのが一般的だ」という主張です。

そして、上田議員の質問は核心に入ります。

今回の皇太子の結婚相手、いろいろ二百人ぐらいおられたようにも聞いておるわけですけれども、そういう方々の身元調査というのですか、あるいは小和田家についてのそういう調査などをしたのですか。あるいは直接しなくても民間の調査機関に依頼したということはありますか?

同上

雅子さまに対して身元調査はしたのか?ーーー。

(国民から絶大な祝福を受けられた新婚当初の雅子さま)

ズバリと確信をつく質問に対して、宮内庁を代表し古居審議官がこう説明しました。

古居儔治 説明員: お答えを申し上げます。
 宮内庁といたしましては、将来日本の象徴になられる皇太子殿下にふさわしい配偶者をお世話するという立場にあるものでございますので、まさにお妃候補としてふさわしい方が、どこにどういう方がおられるかといったこと等につきまして、必要な情報収集等の調査を行ったことは事実でございます。

その際に、宮内庁の能力にも限界がありますので、一部外部の方の協力を得たということも事実でございます。

同上

宮内庁はこのようにあっさりと認め、しかも「民間の興信所に依頼もした」としています。これには私は衝撃を受けました。“皇太子妃の選定”という国家の一大事は、万全の個人情報保護を期さなければならない事案です。民間の興信所ではなく、警視庁や検察、また自治体という公共機関の協力を得た方が良かったでしょう。警察に調べてもらうほうが情報保全の観点から、安心で信頼がおけます。



ブライダルチェックはやるべきでないのか?

しかし、上田議員のポイントはそこではなく、「身元調査そのもの」に対しての是非でした。上田議員はこう続けます。


上田卓三 委員 ふさわしくないとかふさわしいとか、それじゃ、候補にのった方々は要するにふさわしくなかったわけですか。
 そうすると、どこでだれがそういうことを、ふさわしいとかふさわしくないとか、特に本人の「経歴、性格、趣味、素行、健康状態」あるいはもっと「直系は四代前までさかのぼり、大祖父、祖父の兄弟姉妹まで徹底的に調べた。両親については交友関係、勤務先、近所の評判」と、これは人権侵害になりませんか。
 気持ちはわかるんですよ。だけれども、これは憲法で定められている両性の合意に基づくということで、皇太子自身も憲法を守るとおっしゃっているのだから、また結婚については恐らく自分が決めるということになるのじゃないですか。それを、取り巻きというのですか、あなた方がふさわしいとかふさわしくないとか、どうのこうのと言うこと自身、私は問題があると思うのですが、どうですか。

同上

これについて古居・宮内庁審議官はこう答えました。

古居儔治 説明員: 先生おっしゃいますこともわかるわけでございますけれども、先ほど申しましたように、皇太子殿下の配偶者につきましては、皇太子殿下が将来我が国の象徴になられる方であるということから、その配偶者としてふさわしい方を見出す必要があるということ。
 もう一つは、一般の国民の場合と異なりまして、皇族男子の婚姻につきましては、先生御案内のように、皇室典範の第十条によりまして「皇室会議の議を経ることを要する。」というふうに規定されておりますところから、これらに必要な限度において調査をさしていただいたところでございます。

同上

天皇という国家の象徴になる方(皇太子)の配偶者なのだから「ある程度は調査するのが当然である」というのが宮内庁の論理です。

しかし、上田議員はこのように続けました。

上田卓三 委員 :また、ふさわしい人であるかどうかというのは本人が一番わかっているのじゃないですか、皇太子さんが。自分の相手なんだから、生涯連れ添う相手なんですから(略)。いろいろおつき合いがあったということもあるのですからね。
 それを後で、家柄がどうであってこうであって問題はなかったということが新聞で報道、テレビで報道されると、(中略)非常に私は問題を残しておるというふうに考えております。
 そういう点についで、私は労働省とか法務省は身元調査、これは同和問題だけじゃないですよ。あらゆる差別につながるということで、そういうものを、やはり今の本人の問題なんですから、親、兄弟あるいはその過去をさかのぼるということ自身、非常に人権侵害なんですからね。だからその点についてちゃんとすべきではないか、こういうふうに思います…

同上

これで上田議員と古居審議官による質疑応答は終わり、大蔵委員会は「ご成婚祝賀」に関する別の議題に入っていきました。

(小室さん母子にしっかりとした「ブライダルチェック」はなかったと言われている)


本人が決めた人を役所が裁いていいのか?

国会で議論された「ブライダルチェック」の是非について、サイト読者の皆様はどのようにお考えでしょうか。

上田議員の主張は「本人が決めた人を役所がアレコレ探るのはどうでしょうか」という、とても良識的で高い人権意識を感じさせます。

また、一方で宮内庁の「国の象徴となる方の配偶者なのだからある程度の調査は必要」「そもそも男性皇族の結婚は皇室会議の議論で決めるのだから、議論をするためには調査して情報を得る必要がある」というのもまっとうな正論です。

眞子さま・小室さん結婚問題をきっかけに「ブライダルチェックの必要性」が大いに叫ばれていますが、いずれにせよ、知恵を尽くして、国民全員が愛される皇室の慶事を心から「おめでとうございます!」と、お祝いできる状況になることを、今後は期待していきたいですね。


13件のコメント

宮本タケロウの記事なので、中は読んでいませんが、ブライダルチェックというなら、皇族側も必要ですよね。

常陸宮様にお子様ができないことは分かっていましたが、高松宮や秩父宮にもお子様はいらっしゃらない。今なら男性不妊も治療ができるようになってきましたが。

悠仁さまも結婚前にチェックなさる必要があるかもしれませんね。

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ブライダルチェック、つまりは身元調査ですね。
それは、皇族でなくても我々国民も相手側から調査されることあります。
結婚だけではなく、就職の際、企業側からそういう身元調査されることあります。
銀行、国家公務員(警察など)は身元調査されると聞いたことあります。
本人の人柄だけじゃなくて、銀行、警察などは身内に利用されない為にとか、警察では身内に犯罪者がいないかどうかの調査されるらしいです。
小室は銀行に就職した際、そのような調査されたのでしょうか?
皇室特権で、銀行、法律事務所のパラリガールになったと聞きます。
事実はどうなのでしょうか?
小室の件は宮内庁が後手後手に回ったのも事実。
来年中には破談という速報聞きたいものです。

追加

小室と雅子さまを比べるな‼
皇后陛下はきちんと調査され、民間の調査会社が太鼓判押したほどの家柄、人柄、家族構成です。

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ブライダルチェックとかなんとかではなく、そもそも論として、雅子様は”宮内庁が”お妃候補として探し出してきた方です。そしてお妃候補として浩宮様にお引き合わせされた方です。
適当に恋愛しちゃったから連れてきちゃったという秋篠宮家お得意のパターンとは全然違います。

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ブライダルチェックというと子供を産めるかどうかの結婚前チェックの事かと思ってしまいました。
あんまりイメージ良くないですよ。
記事を読むと結婚前の身元調査の事ですね。宮内庁は小室氏の調査はしたけど、佳代さんはしてなかったとはっきりしない返答の記事がありましたね。皇族に入る女性と出ていく女性の配偶者ではこうも違うものですね。
まあ、何世代まで遡るかは親世代、1親等は少なくとも眞子さまのケースで分かりましたね。出来れば2親等までやってほしいけど、タケロヲさんの言うとおりプライバシーの問題はあるかも。昨今では2親等だと実際付き合いがないというケースも多い。雅子さまのケースはやりすぎですね、流石に。

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普通は就職の時、ある程度以上の企業ならば、身元調査されます。 投資信託や株の口座を持つときも反社と関係していないか、チェックされます。 コムロカヨはひっかかるのではないですか? そんな人間が皇族と関係を持つなんて!

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皇室ブライダルチェックのあの項目はミテコさまを境に消えたらしいですね

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よくぞ仰せられた。

婆を境に、在って無きが如し。有名無実。
事実上消滅したのでしょう。

”発展家”で、”試し乗り提案”の婆が抵触
しなかった筈が無い。

それでも尚・・。何かが働いたのでしょう。

この人の記事は、自分の個人的な思いを国民というくくりで、さも代弁者を気取っているようにしか見えず、思いを共有していると思われるのは甚だ心外で不愉快です。

「眞子さまにお幸せになっていただきたい!が国民の願いである」

↑一秒たりとも思ったことないです。ごくこれが当たり前みたいな物言いは危険ですよ?

さて、ブライダルチェックですが、民間(そうでなくとも)から皇室という特殊な世界で生きるのです。個人的に、やり過ぎて問題、ということはないと思います。
勿論、いち宮家と将来の国母との差となれば、秋篠宮妃はあっさり、皇后陛下はこってり、という違いがあり、皇后陛下におかれましては時に理不尽な扱いに気を揉まれたとしてもおかしくありません。
お気の毒な通過儀礼とは思いますが、こういった場合、ある種仕方がなく、避けられないものではないでしょうか?
その上に今の皇后陛下の輝きがあり、それを乗り越えられた笑顔に私は心酔し喜びを与えられているのだと強く感じているのです。

一方、女性皇族の御降嫁に関しては、「嫁がれる」とか「国民となる」的な大見出しに対して「~が皇室の親族になる」という事実が、キャプション程度の小さな扱いや意識のまま軽んぜられた経緯こそ今回の騒動に発展したのだと思います。

何にせよ、これからは今までのようにいかない、というのであれば宮内庁は変わるしかありません。皇室の系譜にその名前なり婚姻が記されるなら、より詳細な身元保証、調査は避けるべきではないと考えてます。私はね。

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身元調査のことをブライダルチェックと言うのですか?初めて聞きました。産婦人科で使う言葉だと思ってました。

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自己レスです。調べてみましたがやはりブライダルチェック=身元調査ではないようですね。よく知りもしない言葉を使わない方が良いですよ。

宮本タケロウさんはそれらしい言葉を並べて理屈っぽく話を展開されますが、いつも今ひとつ説得力がないのはこういうところにも表れていますよね。

文章に芯がないというか、、本当は皇室のことなどそれほど興味もなく書いていらっしゃるような感じで。はっきり言うと読みごたえがないのでおもしろくない。撤退してほしいです。

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2068

タケロウさん、新潟水俣病けんはどうなりました?リポートするって言っていましたよね?
皇后陛下より貴方のチェックのほうが必要のようですね。

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タケロウ君の曖昧・半端・軽さを、お揃いで
御指摘なさっておられます。

新潟水俣を本気で調べる気など、端から無
かったでしょう。だから、レポートできる
訳が無い。

あまりムキになられますな。タケロウ如き
の扱いは、皆様心得て居られるでしょう。

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宮本タケロウ
物書きのはしくれ。千葉県在住。反原発、反米軍基地、反ヘイトが主義です。自衛隊さんありがとう。韓国が好きなので韓国語できます。雅子皇后陛下の悪口は許しませんし、秋篠宮家への中傷も許しません。 メール: takero.m@hotmail.com